比準要素0と比準要素1の会社の判定
「1株当たり配当金額」、「1株当たり利益金額」、「1株当たり純資産価額」の3つの要素のうち2つの要素がプラスの会社(特定会社に該当しないもの)は、純資産価額方式と比べて評価が一般的に低い類似会準比準方式による評価を使用することができますが、比準要素が1つしかプラスでない会社や全ての要素が0又はマイナスの会社は以下のように制限されます。
また、比準要素0の会社と比準要素1の会社は、その判定要素の判定時期が異なります。
比準要素が0の会社は直前期だけで判断されるのに対し、比準要素1の会社は直前期と直前々期の2期間の要素で判定されます(上記の表では、直前々期のいづれかと直前期のいづれかとの組み合わせに該当すれば、比準要素1の会社になります)。
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