税理士というのは簡単に申し上げるのなら税務の専門家です。
その主な業務としては税理士法で定められた「税務書類の作成」「税務相談」「税務代理」が挙げられます。
こちらでは、税理士の主な業務を具体的にご紹介致します。
税務書類の作成
税務書類の作成というのは筆記する代書とは違い、税務官公署に提出する申請書をはじめ、請求書や各種申告書、不服申し立てといった提出書類などを作成することです。
月次業務としては、伝票整理、給与計算をはじめ、源泉所得税納付書の作成や残高試算表・総勘定元帳の作成などがあり、年次業務としては、個人事業・法人の決算書の作成や年末調整、地方税など各種確定申告書があります。
税務相談
税務相談とは、税金に関する相談を承ることです。
場合によっては、税務相談と並行して経営相談を行う場合もあります。近年ではインターネットを使用し、パソコンを介して税務相談に承っている税理士事務所も多くあり、大阪市にある当事務所においてもメールやスカイプを利用して相談を行っており、また税務相談と並行して経営相談も可能となっています。
税務代理
納税者に代わって税金の申請や申告を税務署に対して行うことを税務代理と言います。
贈与税をはじめ、相続税や法人税、所得税というのは「自主納税」「自主申告」となっているため納税者自身が自ら計算を行い納付しなければなりません。しかし、税法というのは非常に複雑な法律となっており、一般人には非常に難しい場合があります。そのような税法に関する知識がない一般の方の自主納税や自主申告のサポートをするのが税理士の業務であり、それが税務代理なのです。